ハオルチアに肥料は必要?

APNL Journal / Care

ハオルチアに肥料は必要?
肥料なしでも育つ植物に、あえて与える意味

Short Answer

ハオルチアは、多くの肥料を必要とする植物ではなく、肥料なしでも育てられます。

ただし、「育つこと」と「美しい株へ仕立てること」は少し違います。

健やかな根を育て、ぷっくりと張りのある葉、透明感のある窓、締まりのある株姿を目指して管理していく。
その中で、生育に必要な養分を補う。
肥料は、そのための管理のひとつです。

徒長せず詰まった草姿のドドソン紫オブツーサ錦
Haworthia / Growing & Shaping

ハオルチアは肥料なしでも育つ

「ハオルチアには肥料はいらない」と聞いたことがある方も多いと思います。

実際、ハオルチアは多肥を前提とした植物ではなく、肥料を与えずに育てることもできます。

「肥料を与えなければ育たない」
というわけではありません。

それでも、ハオルチアを育てるうえで肥料が使われるのはなぜでしょうか。

育てることと、仕立てること

・ハオルチアを枯らさず、育て続けること。
・葉や根を充実させながら、その品種らしい美しい姿へ仕立てていくこと。

この二つは、まったく同じではありません。

ハオルチアを仕立てていくためには、葉や根が健やかに生育できる状態を整えていく必要があります。

その土台のひとつになるのが、植物が利用する養分です。

乾燥や温度変化、植え替えなど、栽培中には株にさまざまな負担がかかります。そうした中でも葉や根をつくり、生育を続けていくために、植物はさまざまな養分を利用しています。

だから、養分をどう補うかも、
ハオルチアを仕立てていくための管理のひとつです。

肥料を与える意味

鉢植えでは、根を伸ばせる範囲も、利用できる養分も鉢の中に限られています。

ハオルチアも生育する中で、窒素・リン酸・カリをはじめとしたさまざまな養分を利用し、葉や根をつくっています。

生育に使われる養分を、
必要に応じて外から補う。

これが、肥料を与える基本的な意味です。

肥料は、ただ植物を大きくしたり、成長を速めたりするためだけのものではありません。

葉や根を充実させ、その株らしい姿へ仕立てていくために、必要な養分を補う。

ハオルチアにとっての施肥も、そうした養分管理のひとつです。

もちろん、肥料は多ければ多いほど良いわけではありません。

美しい株へ仕立てたいからこそ、何を、どれくらい与えるのかまで考える必要があります。

では、

「肥料を与えると、
ハオルチアは徒長するのか?」

これは、ハオルチアへの施肥を考えるうえで、次に出てくる疑問です。